【閲覧注意】大量のファボやいいね!をもらう文章に共通する黄金パターン
あなたはツイッターで、自分のツイートが拡散されたことがありますか?
Facebookで、自分の投稿にいいね!が大量についたことがありますか?
「そんな経験ないです」
「あるけど、狙ってやったものじゃない」
そんな悩みを持っているあなた!
この記事を読めば、まるで赤子の手をひねるように狙って大量の反応をもらうことができます!
はい、今日はそんな感じの記事です。
人は聞きたいことしか聞かない
例えばあなたは、野球がものすごく得意だとします。
そして、学校の友人や会社の同僚に対して、非常に実践的で役に立つ野球のテクニックを教えるとします。それはとても価値のある情報で、下手したらお金を取れるレベルの内容だとします。
さて、それを教えられた相手は、あなたに感謝するでしょうか?
しませんよね笑
「へー(全く興味ないけど)」
こうなることは目に見えています。
人は基本的に、自分の聞きたいことしか聞かず、受け入れたい情報しか受け入れません。会社でサービス残業するのが当たり前となっている人に、「あなたの会社がやっていることって法律違反だよね?」と言っても、1ミリもその人の考えは変わらないのです。
もしあなたがどんどん自分を変えたい、成功したいと思っているのなら、あなたはこんな態度ではいけません。むしろ自分が聞きたくないことこそ、自分にとって役に立つ助言である可能性が高いですから。
しかし、普通の人は違います。そしてあなたが反応させなくてはいけないのは、そういう普通の人たちです。ですから、内容の重要さや貴重さは二の次で、まずは自分の反応させたい人が共感してくれる要素を入れなくてはいけません。
「変化させよう」「新しい考えを伝えよう」
それだけで意見を発信していたら、誰も受け入れてくれないのです。
誰も変化したくはないのです。ずっとぬるま湯に浸かっていたい。
新しい情報がないものに興味は惹かれない
ここが非常に矛盾していますが、人は「新しい何か」「知らなかった何か」がなければ興味を惹かれないのです。
例えば、「今日の飲み会超たのしかった〜!!」というツイートを拡散しようと思う人は誰もいませんよね。共感力で言えばかなりのレベルなのですが、興味を惹かれない。だから受け入れられはするけど、拡散はされないのです。
このような絶対どうにもならないように見える矛盾があるにも関わらず、人が反応してしまう、感心してしまう伝え方というものが世の中には存在します。
それはどういうものでしょうか。
つまり共感と新情報のハイブリッド
人に共感される要素と、人に新情報を与える要素。この2つをうまい具合に配合した伝え方こそ、人が反応し、感心してしまう伝え方です。
ちょっとまだよくわかりませんよね。
実は太古の昔から、この方法をうまく使った説得方法が存在します。
それは、「例え話」です。
例えば。努力の大切さが分からず、やる気が出ない・・・とあなたが思っているとしますよね。その時に、「あなたが大きな壁を乗り越えた時、その壁はあなたを守る砦となる。だから努力は重要なんだ。後々になって自分の役に立つ」と僕が説明したらどうでしょう。思わず「ありがとうございます!」となりそうじゃないですか?
でもこの話、論理的に考えるとおかしいことだらけです。まず壁を乗り越えることとあなたの努力している内容は全然違うものですよね。しかも砦になるということは、壁の向こうに自分の居場所があったということです。そこにわざわざ壁を乗り越えて行くの・・・?
とかとか、突っ込みどころはたくさんあります。しかし、論理的に繋がっているかどうかなんてどうでもいいんです。
「壁を乗り越える」という、あなたが簡単に想像できることで話を受け入れさせ、その後に「後々自分の役に立つから努力しろ」という新情報をあたかも論理的に繋がっているかのように入れることで、あなたに感心させたのです。
これはもう拡散確実のツイートです(?)
では試しに、共感もしくは新情報だけの場合をそれぞれ見てみましょう。
「壁を乗り越えてみたんだけど、ズボンめっちゃ汚れた笑」
または、
「努力は後々になって自分の役に立つので、現代の若者は努力を惜しまず勉学に励むべきだと思うのである。」
うーん、どうでもいい。
前者は「はいそうですか」で終わる内容です。せいぜい友人から何個かファボもらう程度じゃないかと思います。まあ読まれはするだろうけど。
後者は「老害乙」で終わる内容です。いいことを言っているんだけど、ほぼ全ての人にスルーされるでしょう。右から左に抜けていく感じのツイートですね。「ビジネス興味ありませんか?」的な人のアカウントにありがちです。
はい。
このように、どちらか一方の要素だけでは非常につまらないものになってしまいますね。共感と新情報のハイブリッドこそが、人の反応を引き起こすのに重要なことなのです。
もう一個、例を出してみたいと思います。
「残業代を払わない企業は犯罪を犯している」
これを伝えたい時に、このまま発信してしまっては、「新情報」の要素だけで「共感」の要素が何もありませんね。「はいはい意識高いねー」で終わりです。
では、共感の要素を入れてみるとどうなるでしょう。
「今日もサビ残で疲れたわーみたいなツイート毎日わりと平気でしてるけどよく考えたらこれ普通に犯罪なんだよなって気づいてから急にツイートするの怖くなってきた。3マス戻る」
結構それっぽくないですか??
・・・いろいろと反論したいこともあるかと思いますが、まあ参考にしたい人は参考にしてみてください!
まとめ
この理論でいくと、僕の今回の記事は「共感」の要素がないので拡散されないと思います。1回休み。