迷走東大生ブログ

起業とかビジネスとかフリーランスとか。意識高い系なブログです。

パワポ初心者に送る最低限のコツ5選。大学生パワポ下手すぎぃ!

パワーポイント

 

楽な体勢でPCの画面を見るためにPCを横向きに立てて寝転びながら見ることがよくあります。ふっくーです。

 

大学生になってはや3か月、だいぶ大学生ライフに順応してきた感じがします。

やっぱり高校生と大学生って生活が大きく変わりますよね。適応するのに少々時間がかかります。

 

でね、大学生になってやたらと求められるスキルがあるんです。それがタイトルにもあるように、パワポ。よっぽど怠惰なノンサー&ノン部大学生(部活にもサークルにも入っていない奴のこと)でなければ結構な頻度で色々作らされます。

もはやこれは飲みスキルに匹敵する重要度でしょう。

 

というわけで僕もある程度パワポの使い方とか調べてですね、本当に最低限のデザイン知識も蓄えて、なんとか周りから怒られない程度のスライド作るわけですよ。

そうやって自分が作る側になると、自然と他の人のスライドの良いところや悪いところも見えて来るってもんです。

 

さて。

 

一つ言わせてください。

 

いや僕も素人に毛が生えたようなもんだけど。これは言いたい。

 

・・・

 

大学生パワポ下手すぎぃ!!

 

 

今回はそんな記事。

 

はじめに

今回の記事はパワポを1から教える感じの記事じゃありません。本当にパワポの使い方を知りたい人はパワーポイントの使い方あたりを見ておけば良いんじゃないでしょうか。

今回の目的はいわば1を2くらいにする、失笑を真顔くらいに変える、ギリギリ不可を可にする。つまり単位が取れれば良いというゴミ学生必見です。

当然僕もゴミ学生です。

 

まずは典型的ゴミスライドを見てみましょう。

これ。

 

f:id:Fukku:20160703223526j:plain

あーよくありますねー。いかにも大学生ですねー。

我ながらあっぱれのクオリティ。

これはみかん愛好会というサークルに所属する落単 落男くんがみかんについてグループで調べて発表するということになり、不幸にもパワポでスライドを作る係になってしまった、という設定です。

なんかそこまでみかん好きそうじゃない感じが滲み出てますねー。名前のインパクトにつられてサークルに入ってみたけど思いの外ガチな感じでやめようか迷ってるんでしょうね。

【悲報】寝坊して2限遅刻確実」とかおそらくこの世の誰も求めていないツイートをするタイプですね。

 

では早速こちらのスライドをギリギリセーフなスライドに変えていきましょう。

 

注:今回の記事は超基本的なコツをまとめたものであり、ガチのサラリーマンの方々には何の役にも立たないと思われます。ぜひ高みの見物をするような暖かい目で見守ってあげてください。

 

1、一つのスライドにつき一つの要素

これはさすがに知っている人も多いんじゃないでしょうか。キングオブコツ。

こんなこと考えてるやついるの?」と思ったそこのあなた。

普通のプレゼンを何の違和感もなく普通に見れた場合、おそらくそのプレゼンのスライドはこれを守っています。

今回の場合・・・

 

f:id:Fukku:20160703230703j:plain

上の二つはみかんの特徴なのに対して、最後のやつはみかん界の問題というか、ちょっとズレてますね。まあこの程度なら気にならない人もいそうだけど。

こういう時は二つのスライドに分けてしまいましょう。

あと一番上のみかん愛好会のプレゼンってやつも分けたほうがいい。これは最初のスライドで書けばあとは必要ないです。

さらに、スライドごとの要素が何なのかを軽く書いておくとベターですかね。

 

では改善。

 

Before

f:id:Fukku:20160703223526j:plain

After

f:id:Fukku:20160703231757j:plain

おっ、何だかもうそれっぽくなってきました。

続いてどんどん改善していきましょう!

 

2、文字を減らす

何かを作る時、作る側からしたら貴重な時間を割いているわけだからしっかり作品を見てもらいたくなるものです。しっかり見てもらわないと怒り出す人もいます。

でも見る側からすればわりとどうでもいいんですよね。

誰かが宿題で作ってきたプレゼンを見るとき、一言一句もらさず読もうって人は何人いるでしょうか。まずいませんよね。

僕がコツ1で作ったようなスライドを実際見たら全部読むどころか机に突っ伏します。

そもそもプレゼンって横で人間が話すんだから、スライドにそんな情報詰め込む必要ないんですよ。これじゃプレゼンというより朗読になります。

ということで、なるべく文字は少なくしましょう。重要なことや見出し的なことだけ書けばいいのです。

 

はい改善。

 

Before

f:id:Fukku:20160703231757j:plain

After

f:id:Fukku:20160703233523j:plain

シンプル! これぞミニマリズム

でも何か物足りないですね。それはこれが足りないからです。

 

3、写真や図を入れる

スライドは写真とか図があってナンボ。だってこれ無かったらいかにも資料! って感じじゃないですか。なーんかつまらない。

写真や図のメリットとしてはとりあえず完成度が高く見えるのとスペースをいい感じに埋められることです。効率的に手を抜きたい人の頼れる味方。

図はSmartArtで書くと秒速です。上のバーの挿入ってところにあります。

 

どんどん改善。

 

Before

f:id:Fukku:20160703233523j:plain

After

f:id:Fukku:20160703235922j:plain

やっぱり写真が一枚でもあると見た目が格段に違いますね!

出来の悪いホームページならこれで通りそうです。

でもどこか違和感があります・・・。

 

4、揃えられるところは揃える

写真とかををドラッグして適当に動かしていると、たまに赤い点線が出てくることがあります。邪魔ですね

 

と思ったそこのあなた! この点線には基本的に従ってください! 

点線が出るときは、「この位置に置くと見た目キレイになるんとちゃう?」とパワポが教えてくれているのです。間隔が揃うとか、端が揃うとか、中心が揃うとか、何かしらの理由があります。点線を見れば何となく分かるはずです。

 

実はコツ3で作ったスライドは点線が全く出ない絶妙な位置にパーツを配置しています。だから違和感があったんですね。

 

早速改善。

 

Before

f:id:Fukku:20160703235922j:plain

After

f:id:Fukku:20160704001554j:plain

うわっ・・・私のセンス、ありすぎ!?

もはや車内で吊るされていてもおかしくないレベルです。これでプレゼンなんかした日にはラーメンくらい奢ってもらえそうですね。

 

最後に、今回は関係ないけど重要なコツを一つ。

 

5、アニメーションを多用するな

初心者あるある、アニメーションの多用。

なんかよくあるじゃないですか。写真が回って出てきたり、文字が何故か上から降ってきたり。

最初のうちは面白くてつい使ってしまいがちですが、よく考えるとあまり意味ないですね。見ている人の頭にはハテナマークが浮かぶことでしょう。

使うのはアピール(普通にパッと出てくる)くらいでいいと思います。

 

ではでは、5つのコツを踏まえた上で最初のゴミスライドがどう生まれ変わったのか見てみましょう!

 

Before

f:id:Fukku:20160703223526j:plain

今まではただ文章が羅列してあるだけの殺風景なスライド。

それぞれの文の内容には統一感がなく、余分なことまで書いてあるためゆったりとくつろげるスペースもありません。

それが、なんということでしょう!

 

After

f:id:Fukku:20160704001554j:plain

シンプルに写真と見出しだけの構成にすることで新たなスペースを作り出し、時間に余裕があればもう一枚写真を収納することもできる快適なスライドに。

文章を減らすことで作業時間を大幅に削減し、空いた時間に友達と麻雀をすることも可能です。これには落男くんも大喜び。

「素晴らしいスライドを作れるようにはなりましたが、おかげで単位を取りすぎてやることがありません」

うれしい悲鳴にスタッフも苦笑。

 

   〜fin〜

 

まとめ

東大みかん愛好会は実在します。

しかもわりとガチな活動をしています。

mikanclubuticu.wix.com

 

それでは。